July 1, 2009
かつて果樹試験場のぼくの研究室で、研修生の某君がシロスジカミキリの泣き声を聞き、その痛々しさに深い同情を示した。彼は、あふれるばかりの善意によって、 何と、この虫の発音器に機械油を差したのである。  虫はどうなったか? おそらくはどんな昆虫学者でも予測しえなかったであろう意外性にみちた結果であった。だれにでもできる実験なので、 結末についてはもちろんだれにも教えてあげる気はない。まずは、みずからたしかめられたい。

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